クラフテッドWorldへようこそ

このコーナーは自転車に関するさまざまな事柄を、いろんな角度からお話するページです。
皆様にとって、役立つ事から、全く役にたたない事までさまざまです。
その内容によっては、読者の皆様の中で批判、反論をお持ちになられる方もおられるでしょうが、ご容赦下さい。あくまでも私からの一方通行のお話ですので。


第15話「これでもエコ?

写真は先日、某有名国産メーカーの24インチの子供用一般車を組み立てた後に出た、「ゴミ」です!

「クリーンな乗り物」だとか「地球環境にやさしいエコな商品」だとか言ってますけど、この梱包材のゴミの山・・・なんとかならんかな〜
特に国内メーカーのものは過剰梱包というか、(消費者がうるさい事もありますけど)・・・特に、諸所につかわれているタイラップバンドの締め痕が残らないようにこのタイラップバンドにボール紙を巻きつける丁寧さ・・・現在、ほとんどのスポーツ自転車は、海外から入ってきます。はるばる海を越えて・・・多くは船便で、一部は航空便で・・・ずいぶん遠くから輸入されて運ばれてきます。国内流通のこのたぐいの自転車はせいぜい日本列島の半分も移動すればよい方でしょう。海外からくる輸入品より、国内流通の国産品のほうが倍くらいの梱包廃材が出るのはどういうことでしょう?

ちょっとまえに3人乗り自転車の改良について、国から対応を急がされた国内メーカーですが、これもずいぶん前から、判っていた事で、皆、腫れ物に触るように、見て見ない振りをして避けてきた報いでしょう。日本のメーカーは昔から、こういう体質が根強くて、結果的に現在のように衰退の一途をたどっています。当然の報いでしょう。この梱包ゴミの問題もやがて、槍玉に上がる始めるでしょう。いい加減に、このような矛盾や問題に目をそらさず、本腰を入れないと日本国内の完成車メーカーは衰退どころか、消滅してしまうと思います。

国内メーカーは生産技術の高さや、品質ばかりをアピールして、劣悪な安物商品を批判ばかりしていますが、梱包技術の面では、台湾、中国以下の技術しかないのでは?いや・・・国内流通と言うアグラのうえで、まさに井の中の蛙ならぬ日本国内の蛙になっているようです。



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