クラフテッドWorldへようこそ

このコーナーは自転車に関するさまざまな事柄を、いろんな角度からお話するページです。
皆様にとって、役立つ事から、全く役にたたない事までさまざまです。
その内容によっては、読者の皆様の中で批判、反論をお持ちになられる方もおられるでしょうが、ご容赦下さい。あくまでも私からの一方通行のお話ですので。


第13話「プロショップのこだわりと実力

入荷時の状態












当店オリジナルに変更後















始めてスポーツ自転車を買われる方は自転車選びはもちろんの事、どのショップで買うかという事も、重要なポイントの一つになります。ショップの人や店員さんに生半可な知識で質問しても、プロ的な営業会話と営業スマイルでごまかされるのが落ち・・・お店側は「ものを売る立場」ですので、当然、商品や店の良さをアピールしますし。自らを不利な状態に追い込むとことはありません。自動車と違い、自転車は同じ商品であっても、買うショップによって、組立のクセや、技術の差でお客様に渡った状態は異なります。時には、購入後のアフターケアに多くの費用がかさむことだってありえます。性能的にも差が出る事だって大いにあるのです。
同じ商品なら少しでも安いほうが良いと思うのは当然です。手に入る商品が全く同じ状態なら・・・という条件付ですが。価格の話はさておき、ショップの実力を一般の方が推し量るのは難しいことですが、展示している自転車の状態から、そこそこ判断が付く例もあります。しかも「素人」の方でも簡単に・・・
上の写真はトウクリップタイプのペダルのストラップバンドの通し方の違いを表しています。上の写真がショップ入荷時の状態です。(多くのショップはこのままの状態で展示、販売しているはずです)下の写真は当店独自の通し方で、組立時に通しなおしています。なぜこんな通し方なのか?、そのこだわりは・・・御来店の時にでも聞いてみてください。おそらくその理由に納得頂けるはずです。他にも車輪の振れの状態の確認や、ブレーキレバーの引きの軽さ、ハンドル、ブレーキレバーのセッテイングの位置、クイックレリーズレバーの固定位置等、少しの知識があれば、ショップの実力を判断する材料はたくさんあります。しかもこれらは店員やショップの人と言葉を交えずに、無言でデータが収集出来るワザなのです!あまり詳しく御話しますと、いろんなショップ様に御迷惑がかかりますので、これでやめときます。繰り返し強調しますが、自動車と違い自転車は最終組立者によって、同じ商品でもお客様に渡る時点で、差が出るということです。ゆめゆめ、値引きだけにこだわらないように御注意下さい!



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