クラフテッドWorldへようこそ

当店のツーリングクラブ「輪塾」のツーリング紀行です。
出来る限り、過去の紀行も掲載していきます。


第32回輪塾ツーリング始末記「御岳 濁河温泉行」
第31回輪塾ツーリング始末記「分杭峠〜大鹿村・赤石温泉」
第28回輪塾ツーリング始末記「大井川源流〜寸又峡温泉行」
第26回輪塾ツーリング始末記「カヤノ平〜秋山郷 切明温泉行」

第24回輪塾ツーリング始末記「菅平〜地蔵峠〜高峰温泉行
第23回輪塾ツーリング始末記「奥志賀林道〜七味温泉行
第22回輪塾ツーリング始末記「美ヶ原 行
第20回輪塾ツーリング始末記「兵越〜青崩峠 行」


第24回輪塾ツーリング始末記「菅平〜地蔵峠〜高峰温泉行  2007/5/26,27


30年ぶりに訪れた高峰高原はとてもすばらしかった!
もはや30年前の記憶なんてほとんど飛んでしまっていて、はっきりしないのが本当のところで、ガスの中のきつい上りと高山植物の可憐さだけが印象に残っている。
輪塾創設以来、ずっと温めていた計画だったが、行程に一抹の不安があり、ずっとためらっていた。我ながら面白い行程だと思ったが、やはり!手術後の萎えた身体にはちょっとばかりきつかった。




人数が少ないせいもあって、スムーズに上田市役所駐車場をAM9時前にスタート。「菅平高原」へはルートが3本あるが、今回は一番楽(?)であろうと思われる国道144号上州街道を上る。群馬県境の「鳥居峠」へはAM11時前着。私はもう疲れてきている。元気な仲間に引っ張られながら、「地蔵峠」へ再び上り返す。
「鳥居峠」は標高1362m、上田からの標高差は約760m
これより「地蔵峠」方面への分岐「田代」まで約300m程下る。










直線的な上りから九十九折れに変わろうかというころ、「地蔵峠」の由来の最初の地蔵「百番観音」が現れる。群馬県側からのスタートとなる地蔵・・・上るにつれて番号が減って行く。80番で「地蔵峠」となる。
「地蔵峠」 標高1732m

峠より左に折れると、いよいよ最後の上り
これより高峰温泉へと登りつめる(PM1:50スタート)





「地蔵峠」は割りとひらけている。名物のソフトクリームはやたら種類が多い。
この人形どっかで見たような・・・最近話題になった某菓子メーカーのパクリもんか・・・?
高峰温泉へのルートは途中の「コマクサ峠」まで舗装されている。尾根伝いの道で勾配はさほどきつくない。














「コマクサ峠」 2040m・・・今回ツーリングのピーク(PM3:00)
これより未舗装の下りとなる。写真中央のくぼみにあるのが、高峰温泉。後方は黒斑山、その向こうは浅間山となる。
荒れやすい路面を良く整備している。ねずみ色の溶岩石の砕石を丁寧に敷き詰めてあるが、浮石状態のため、ハンドルがとられやすい。
温泉の手前、少し上り返すがすぐ到着する。(PM3:30)・・・予定通り

【秘湯!! ランプの湯】
電気はきているので、ことさらランプに頼る必要はないが、雰囲気は出る。
人肌程度のぬるーい湯船(こちらは人一人がちょうど)と42度のちょうど良い程度の湯船の2つがある。終始良い天気だったので、真っ赤に日焼けした肌には42度も少々きつかった。硫黄臭のある単純泉はなかなかのもので、いつまでもポカポカと湯冷めしにくい温泉!(ここも日本秘湯の会登録!)
24時間何時でも入れるので、ありがたい。当然明日の朝風呂も期待!!!
こういう山の温泉はたいがい人手が足らず、湯屋や脱衣場の隅、天井の隅等にくもの巣や虫が巣くってるのが当たり前だと思っていた。が、しかしここはすごくよく清掃が行き届いており、そういう気配すらない。気持ちの良い清潔さに脱帽!







【翌日も快晴!】
標高1973mの「車坂峠」へはしゃべりながらのポタリングですぐに到着する。

車坂峠」   あとは下るだけ1 ルンルン!
この峠へは今から下る上田からの直登が一般的だが、標高差約1400mの一気上り、ロングバトルになる。しかし、今回の我々の峠伝いのまわり道ルートの方が疲労度は高いような・・・
        峠から上田市街の遠望・・・今から一気下り!

<最後に>  今回珍しく2日とも快晴だったが、悪天候の高峰高原は最悪だろう・・・雨でも風でも楽しめるツーリングはあるが、ここはそんなに甘くない!


HOME PAGE TOP